世界最恐・4
透明「ところで漆原さん
ここは、一体どんな場所なんですか」
漆原「そうだねそこから説明しないと
いけないですよね」
漆原さん曰く、この建物は20年ほど前に
建てられた、いわゆるバブル建築の残骸で
その当時は多額の費用を投じた高級商業施設
となるはずだった・・・。
しかし、出だしから数年でバブルの崩壊により
テナントの撤退、お客さんの減少、対に建てられた
マンションなどの住人が減少したため、あえなく
多額の借金を残し閉鎖された施設らしい
透明「なるほど、あの当時はよく聞いた話ですね」
でも、それなら何故取り壊しされずに
今でも残っているんでしょう」
漆原「そこなんだよ~
実はこの施設出るんだ」
透明「出る」
漆原「閉鎖されてから差し押さえされても、
建物自体は新しかった
もちろん差し押さえた銀行とかも
そのままの状態で買い手を求めるよね
しかし、買い手がつかず、今の状態の
ままになってしまっているんだよ
その理由が、この場所で破産した人たちが
何人か自殺していて、それからは
夜な夜な出るようになったという話なんだ」
透明「なるほどね~
私も当時はそういった類のお話から
仕事を頼まれることがありましたけど、
まだあったんですね~」
漆原「円くん透明先生には例のお話は」
円「うんしてあるよ」
透明「話はわかりました
ところで、仕事をこなした後は
ここで何をするんですか」
漆原「もちろん心霊特番や映画の撮影
にも使わせてもらうよ
持ち主には許可もとってあるし、
持ち主的にも、お祓いと収入の両方が
えられるから、お得な話だろ」
透明「なるほど考えましたね
わかりました それじゃ~
中を視に行きましょうか」
内容は大体飲み込めた
とにかく中に入ってみるか・・・。
しかしこの時、あんなことが起こるなんて
誰も予想していなかった・・・。
続く・・・。
おすすめのお店で~す 是非役立ててくださいね
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コメント
<太>太>透明先生おはようございます{笑}
<太><色:#ff0000>あんなことって色>太>{超びっくり}{汗}
なんでしょう・・・{考えるひよこ}
怖いのはい~や~だぁぁ{ショック}
先生も、円さんも頑張ってくださいね{ガッテン}{キラリ}
(゜-゜;)いったい何が起きるのか
ゾクゾクしながら
続きを楽しみにしてます。
多分、話が進むにつれて、色んな意味が明らかになるのでしょうが、霊を利用するような依頼を受けるのは透明先生らしくないなぁと思ってしまいました。