世界最恐・7
漆原「う、う~ん・・・はっここは」
透明「大丈夫ですか」
漆原「わ、わたしは一体」
私は、漆原さんに今までのことを説明
漆原さんも状況が理解出来たのか、
かなり顔が固まっている
透明「漆原さん本当にこの場所を
使うんですか
私的には、危険が多すぎると思うん
ですけど・・・。」
漆原「・・・・・・わ、私は、ここで
結果を残したいんです」
透明「」
漆原「実は、この場所は私にとって思い入れが
ある場所なんです・・・。
私は、幼い頃から、ここの土地に住んで
いまして・・・。
バブル時代には、地上げにあいかなり
強引にこの土地から出されたんです
そのこと自体は仕方がないとは思って
いるのですが、今の幽霊屋敷のような
状態が私にとって一番悔しくて・・・。
この場所にこだわるのは、そんな
バブル時代に対する私の意地みたいな
ものなんです・・・。
上手く説明できませんが、これが私の
本心です」
円「・・・・・・。」
透明「よしそれじゃ~行きましょう」
漆原「えっ」
円「そうだね」
透明「漆原さんとにかくパッパと終わらせましょう
夜が更ければもっと危険になりますし、
さっき体験したように、ここで待っていた方が
危険が大きいです
こういう時は、それ専門の人間のそばにいた方が
安全ですから」
漆原「透明先生・・・わかりました
こうなったら私も覚悟を決めてついて行きます」
円「よ~ししゅっぱ~つ」
多分、漆原さんは全てを語っていない
この土地への思い入れ・・・。
バブルが弾け、命を落とした人の中に
漆原さんにとって大切な人もいるのだろうと
なんとなくだが私と円は感じとっていた・・・。
続く・・・。
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コメント
透明先生おはようございます{笑}
危険な場所だとわかっていて、そこを選ぶんですから
よっぽどの思いがあるのですね{ごめんなさい}
危険を顧みず行動する透明先生、円さんを尊敬します{ラブラブ}
でもでも怖いので、十分気をつけてくださいね~{げっ}{汗}
沢山の方の生き様を読ませて頂いて、かつ先生や円さんたちの知識を学んで…
改めて、このブログはエンターテイメントかつ、深い!と思います…m(__)m
漆原さん、どんな思い入れがあるんでしょうね