百忌怪談・13
透明「殺されたって・・・誰に」
友子「・・・たぶん・・・ははおやに・・・。」
透明「お、お母さん
それに、多分って」
友子「わたしにも・・・よくわからない・・・。」
透明「思い出せる範囲でいいから、
話を聞かせてくれないかな」
友子さんは、当時中学3年生
どこにでもいる、普通の女子中学生だった。
家も中流家庭で弟と両親、友子さんの4人家族
特に目立ってトラブルもなく、平穏な毎日を
過ごしていた・・・。
しかし、彼女にはひとつだけ悩みがあった
それは、母親の口の悪さ・・・。
長女ということもあり、母親は友子さんには
厳しく教育を課していたようだ
そして、事ある事に言う言葉が・・・。
「あんたなんて、いなくなればいいのに」
もちろん本気でないにしろ、言われた友子さん
には、心に深く傷が残ったに違いない
そんなある日・・・。
家族で出かけた行楽地で、知り合いの家族と
合流した友子さんは、キャンプ場の夜
母親同士の会話をたまたま聞いてしまう
母親「まったく、女の子っていうのは
言うことも聞かなくて、本当に
嫌になる」
友達「うちもそうよ
男の子は素直でいいのにね~」
母親「本当娘なんて、いらないわよ~」
その言葉を聞いた友子さんは、突然意識が
混濁する感覚にとらわれ、意識がハッキリした
ときには、キャンプファイヤー用に用意された
灯油を頭からかぶり、火の中へ
友子「わたしは、死ぬ気持ちなんて
なかったの・・・でも、気がついたとき
全身に、火がまわって・・・ううっ」
透明「友子さん落ち着いて
深呼吸深呼吸今、その感情にのまれたら
また、苦しい想いをしなくちゃならないから」
友子「は、はい・・・。」
透明「しかし・・・多分それは、言の葉ばしりだね」
友子「ことのはばしり」
言葉の力・・・。
次回、言の葉ばしりを説明します
続く・・・。
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コメント
早く説明が聞きたいです(T . T)
(T_T)
言葉になりません…
これは・・・
たしかに友子さんからすれば、「殺された」のと
同じなのでしょうね(T_T)
透明先生 おはようございます。
言の葉ばしり 初めて聞きました・・・
身内 他人から 影響を受けるのでしょうか。
こわいですぅ。{ごめんなさい}
これまた ケーススタディーで
しっかり 覚えたいです。
ご教示 よろしくお願いします。
そんなことが起こりうるのかと
なんだか驚きです・・・・。
悲しいことですね・・・。
もしかして・・・はっきり言うと友子さんは母親から無意識の洗脳をされていたんですかね?
言の葉ばしりですか・・・
続きが気になります(>_<)
記事では厳密には殺人ではないようですが透明先生に質問致します。強盗や通り魔など見知らぬ相手や泥酔や睡眠薬などで意識がない時に面識のある人間に殺された場合、死んだ霊は犯人が誰なのか確知することが出来るのでしょうか?近親の者が第三者に殺人を依頼した場合、霊はその共謀の事実を認識可能なのかも気になります。
透明先生、いつもためになるお話しをありがとうございます。
今回のお話しは、とても参考になる予感がします。
毎日毎日、息子達に厳しい言葉を投げつけている自分にとても嫌気がさしている状態です…
これから自分自身がどうしていけば良いのか、ぜひ参考にさせていただきたいと思っています。
あぁ…哀しいですね…せつない。
言っている本人に悪気はなくとも 口撃を浴びせられた本人は
結果的に似たような事象を無意識的に身をもって体験してしまう、ってことでしょうか…
ううう。昔を思い出してしまいました。いかんいかん。
深いわぁ{汗}続きがドッキドキです!!
先生、いつも深いお話ありがとうございます!!
こんにちは
こわいです。
長男が受験生なのにぜんぜん頑張らないように見えて最近ひどい言葉をかけてます…。
そのうえ、無視したり…
良いタイミングでこのお話を聞けるということはまだ改善できるということだと思って心して読みます。
いつもありがとうございます。
言葉って大事ですよね。
私の両親を思い出しました。
私も気をつけよう。